12月のインド新車販売、4%減…4か月ぶりのマイナス

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マルチスズキ・エルティガ(デリーモーターショー12)
  • マルチスズキ・エルティガ(デリーモーターショー12)
  • スズキ・エルティガ(デリーモーターショー12)
  • スズキ・エルティガ(デリーモーターショー12)

インド自動車工業会は1月9日、インド国内の2012年12月の新車販売の結果をまとめた。乗用車と商用車を合わせた総販売台数は、26万9651台。前年同月比は4%減と、4か月ぶりに前年実績を下回った。

26万9651台のうち、乗用車は20万6865台。前年同月比は1%減とマイナスに転じた。また商用車は、6万2786台。前年同月比は13%減と、2か月連続で前年実績を割り込む。

メーカー別では、インド市場で4割のトップシェアを握るスズキのインド子会社、マルチスズキが2012年12月、インド国内で8万2073台を販売。前年同月比は5.9%増と、4か月連続で前年実績を上回った。

車種別では、主力のAセグメントの『アルト』『ワゴンR』『エスティロ』『スイフト』『リッツ』(日本名:『スプラッシュ』)『A-スター』などが、合計で6万8729台を販売。前年同月比は0.9%減と、4か月ぶりに前年実績を割りこむ。

一方、SUVやMPVなど、Bセグメントでは、新型コンパクトMPVの『エルティガ』を2012年4月に発売した効果が出て、合計で5447台を販売。前年同月実績に対して、およそ23倍もの高い伸び率を示している。

《森脇稔》

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