クアラルンプール国際空港の新格安航空ターミナル、6月28日にオープン

ナジブ・ラザク首相は5日、クアラルンプール新国際空港(KLIA)新格安航空ターミナル(LCCT)「KLIA2」を6月28日にオープンすると発表した。

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ナジブ・ラザク首相は5日、クアラルンプール新国際空港(KLIA)新格安航空ターミナル(LCCT)「KLIA2」を6月28日にオープンすると発表した。

「KLIA2」は5月に完成するが、オープンを前に運営する上で生じる問題に対処するため6月のオープンを決定した。「KLIA」は1998年6月28日にオープンしており、同日のオープンを目指すという。

空港運営のマレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)のバシル・アハマド社長は、ナジブ首相が決定したオープン日を支持するとコメントした。「KLIA2」完成後、全ての設備等の試運転を行うことができるという。空港の多くは完成後すぐにオープンする傾向にあるが、全ての設備が正常に稼働することを確認する方針だ。

「KLIA2」は、格安航空の需要の高まりを受け、現行のLCCTに代わるものとして総工費36億リンギをかけて建設が始まった。総面積は25万7000平方メートルと域内最大となる見込み。ゲート数は80。年間取扱能力は4500万人に達する見通しだ。小売スペースは3万2000平方メートルで、225店舗が入店する。

広瀬やよい

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