サバ州のコタ・ベルドの海岸で12月31日、浅瀬で水遊びをしていた日本人の男児がクラゲに刺され死亡した。
死亡したのは、同月24日から家族と共に日本から旅行で訪れていたオオタ・レオ君(4)。男児の父親(48)によると、レオ君は兄のレム君(8)と一緒に水遊び中にクラゲに刺された。刺されてから1時間後に病院に収容されたが、死亡が確認された。悲鳴を聞いた宿泊施設のスタッフがレオ君を海から引き上げ、傷口を砂でこするなどの処置を行ったが、酢を用いて毒を中和させるといった適切な応急処置は行われなかったという。
なお兄のレム君もクラゲに刺されたが、大事には至らなかった。