光り輝く星雲…NGC6188とNGC6164

宇宙 科学

NGC 6188 and NGC 6164
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約4000光年の彼方にあるNGC6188の輝く水素ガス雲の中に、幻想的な形状が潜んでいる。

南の星座の祭壇座の中で、発光星雲は視認できる波長では見ることのできない、大きな分子状の雲の端の近くに発見できる。

祭壇座OB1星団はその地域にたった数百万年で形作られたばかりの巨大な若い星々。暗い形を掘り込み、恒星風と苛烈な紫外線放射が星雲の発光の原動力となっている。

近年の星の形成そのものは、分子状のガスを掃き寄せると同時に圧縮した、前世代の巨星によって起こされた風と超新星爆発が引き金となったものと考えられている。

このイメージの中でNGC6188と共に姿を見せているのは、珍しい星雲のNGC6164で、こちらもまたその地域の巨大なOタイプの星々によって創られた。多くの惑星星雲とその外見を同じくするNGC6164の印象的な対称形をしたガス状の幕と微かな光輪は、イメージの右下部分でその明るい中心部にある星を囲んでいる。

視野の全範囲は満月2つ分にまたがり、NGC6188の推定距離である70光年に相当する。
《河村兵衛》

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