現在、国際宇宙ステーションに滞在中の宇宙飛行士の中に、素晴らしいシンガーがいることをご存じだろうか。それは、カナダ宇宙局のクリス・ハドフィールド宇宙飛行士である。
忙しい宇宙ステーションでの任務の間に、ハドフィールド宇宙飛行士は、国際宇宙ステーションの歴史上初めて、オリジナルの歌を無重力状態の中で録音し、YouTubeに公開していることが明らかになった。
ニューソングの名前は「ジュエル・オブ・ザ・ナイト」。クリスマス・シーズンをテーマにした曲はクリスマス・イブに録音され、一般に公開された。彼は彼自身のツイッター・アカウントでも「こちらが国際宇宙ステーションのために作られ、演奏された初めてのオリジナルミュージックです」と自ら紹介して、フォローワーの注目を浴びることになった。
ハドフィールドは打ち上げの前に、彼の第35探検隊のミッション・パッチを模った特注のギターピックを作成。そして彼は、「初期の開拓者や船乗り、炭鉱夫は皆新しい開拓地の探検についての歌を作った。だからそれは人類が宇宙へと乗り出すと共に、伝統として続けられることはごく自然なことだ。」と語った。