ダイハツ工業は、子会社であるダイハツ九州の久留米工場の隣接地に軽自動車のエンジンを主体とする開発拠点、「久留米開発センター」を建設する。
ダイハツ九州での軽自動車とエンジンおよびトランスミッションの生産量が増加する中、それらの性能評価機能を持つ拠点を久留米工場の近くに開設することで、生産と開発が一体となった新たな開発体制を構築する。
投資金額は約140億円。2013年夏頃に着工し、2014年3月にエンジン、トランスミッションなどの実験棟を開設。2014年12月に車両搭載時の性能評価を行なう実験棟や試走路などを開設する予定。
また、将来的には、ダイハツ九州はじめ周辺のグループ会社を含めた開発と生産が連携した技術開発体制の構築を目指す。