夏タイヤで雪中走行、正面衝突で4人が死傷

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24日午前9時20分ごろ、愛媛県宇和島市内の県道を走行中の乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた別の乗用車と正面衝突する事故が起きた。双方のクルマは中破し、4人が死傷している。

愛媛県警・宇和島署によると、現場は宇和島市三間町付近で片側1車線の直線区間。同市内に在住する83歳の女性が運転する乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた別の乗用車と正面衝突した。

衝突によって双方のクルマは中破。逸脱側の助手席に同乗していた83歳の男性が全身を強打して収容先の病院で死亡。運転していた女性も足を骨折する重傷を負った。対向車に乗っていた2人も骨折などの重傷を負っている。

事故当時、現場付近の路面には5cm程度の積雪があり、一部は凍結していたが、双方のクルマとも夏タイヤだった。警察ではコントロールを失って対向車線に逸脱したものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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