全体相場は4日ぶりに反落。
海外株安、円安の一服を受け、輸出関連株を中心に利益確定売りが優勢な展開。外為市場でドル・円が84円台を割り込んだことを嫌気し、引けにかけてじり安となった。
平均株価は前日比121円07銭安の1万39円33銭と反落。もっとも、東証1部の出来高は37億株強と高水準。
自動車株は総じて軟調。
ホンダが55円安の3015円と反落。
日産自動車も62円安の782円と4日ぶりに急反落し、再度800円台を割り込んだ。大手証券が投資判断を「Buy」(買い)から「ニュートラル」(中立)に変更し、目標株価を880円から810円に引き下げたことも売り材料視されたもよう。
三菱自動車が5円安の86円と反落。「ミニカ」など軽自動車8車種で122万台のリコールが嫌気された。
いすゞ、スズキ、日野自動車がさえない。
こうした中、トヨタ自動車が30円高の3880円と年初来高値を更新。
富士重工が2円高の1039円と小幅ながら続伸。ダイハツ工業もしっかり。
マツダが150円で変わらず。