クボタは、中国の現地法人「久保田農業機械(蘇州)有限公司(KAMS)」にて、2013年1月からトラクタの生産を開始する。
新工場の投資額は約3億円。中国市場向けのトラクタを年間約1万台生産する。
今回の新工場設立による現地生産で、為替変動リスクを低減。さらに、2014年に量産を開始するKAMSから基幹部品であるエンジンを調達するなど、部品の現地調達率を引き上げることでコスト競争力を強化する。
今後は、中国国内で拡大している高馬力の需要に対応するため、70馬力クラスのトラクタから生産を開始。2016年には100馬力以上のトラクタの生産も開始する計画。