懐かしのミャンマーを行く(20) 屋台料理を優雅なホテルで

エマージング・マーケット 東南アジア

(10)マッサージと優雅でライトな夕食


ボートトリップを終わり、陸に上がる。直ぐそこには倉庫があり、先程見たトマトが溢れていた。また青く細長いナスも印象的。湖で取れた野菜がここで陸揚げされ、選別されて、市場へ運ばれていく。


 
歩いていると何だかいい匂いがした。見ると何とホットケーキを焼いている。8つもフライパンが並び、どんどん焼かれていく。TAMが2つ買ってくれ、食べたが、なかなか美味しい。甘みは蜂蜜か。これはどこの文化の輸入品だろうか。まさかケーキもミャンマー発ではないだろう。


 
TAMは疲れたのでマッサージへ行くという。私も着いて行く。普通の民家のような所に「マッサージ」の表示があった。中へ入ると非常にシンプル。床に寝ていると、マッサージが始まる。最初はおばさんが、オイルのような物を付けて、背中を揉む。少ししたら男性が出て来て、首や背中を強く揉む。これはかなり効く。


 
このマッサージはミャンマーのこの地方で古くから伝わる手法だというが、薬草のようなものを塗り、体になじませる。意外と強烈なのか、少し疲れを覚える。小屋の中には「マッサージの後はシャワーに入らないで」との注意書きが英語と日本語で張られていた。マッサージ後、体がほてり、毒素を排出するが、シャワーはそれを妨げるというのが理由。確かにマッサージ後は体が何となく火照り、眠気が出る。

 
 
帰り道で、串焼きの屋台が出ていた。何となく食べたいなと思うと、すかさずTAMが「食べよう」という。そして肉や野菜を注文すると、橋を渡って立派なホテルへ向かう。これは何だ。何と、注文した料理はこのホテルの前庭で食べることができることになっていた。屋台の串焼きをホテルのテーブルで食べる、信じられない環境だ。

   
   
まだ時間的には夕陽が差す。こんな時間に実に優雅な夕飯を食べることになる。そして料金は屋台並み、有り得ない気分だ。こんなことがあるから、ミャンマーの旅は楽しいし、止められない。


 

懐かしのミャンマーを行く (20) ニャウンシュエ 屋台の料理を優雅なホテルで

《須賀 努》

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