カンボジアのコメ輸出業者によると、2012年9か月間のコメの輸出は、少ないながらも確実に増えているという。
カンボジア・コメ輸出業者連盟の会長は「第1四半期にいくつかのコメ業者が今年も大規模な水害があると見込んで、コメをストックして輸出を見合わせたことが総量に響いている」と話す。しかし、年末需要に向けて輸出は増える見込みとのこと。
ある業者によると、ヨーロッパへの輸出は減ったが、アメリカやマレーシア、シンガポールなどの新しい市場が確保できているという。
今年9か月間のカンボジアのコメの輸出量は前年同期比1%増の12万0154トン、輸出額は19%増の8460万ドルだった。