コマツは、日本国内でのハイブリッド油圧ショベルの累計導入台数が1000台を達成したと発表した。
同社は、2008年6月に、建設機械の市販車として世界初となるハイブリッド油圧ショベル「PC200-8 ハイブリッド」を日本市場に導入。2010年12月には全世界導入も視野に入れモデルチェンジを実施。機種名を「HB205」/「HB215LC」に変更するとともに、機能面では操作性と整備性の向上に加え、オプションでアームクレーン、アタッチメント装着可能な共用配管を用意した。
累計導入1000台を達成したことで、同社の試算によると、標準機と比べ約6900キロリットルの燃料消費量低減、1万8000トンのCO2を削減。また、新たに開発したハイブリッドコンポーネントは、稼働1万5000時間を超える機械も出ており、高い品質と信頼性を実証している。