ジャガー・ランドローバー、サウジアラビア進出で合意…現地生産を計画

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ランドローバーとジャガー
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英国の高級車メーカー、ジャガー・ランドローバーは12月11日、中東サウジアラビア政府の国家産業クラスター開発計画庁(NICDP)との間で、サウジアラビア進出について合意したと発表した。

国家産業クラスター開発計画庁は2007年、サウジアラビア政府が設立。世界中からサウジアラビアへの投資や企業の進出を促し、国内産業の活性化を図る目的で創設された国家的プロジェクトである。

今回、ジャガー・ランドローバーは、この国家産業クラスター開発計画庁と、サウジアラビア進出に関して合意。正式な契約は2013年の半ばを予定しており、将来、サウジアラビアに工場を建設し、ジャガー・ランドローバー車の現地生産を計画している。

まずは、現地企業と米国アルコア社、ジャガー・ランドローバーの3社で、サウジアラビアでの合弁会社設立に向けた協議を開始。協議がまとまれば2014年から、ジャガー・ランドローバー車用のアルミ部品の現地生産を開始する予定。

ジャガー・ランドローバーのラルフ・スペスCEOは、「我々の新車に対する記録的な需要に応えるための国際的パートナーシップ。サウジアラビアは魅力的な環境だ」とコメントしている。

《森脇稔》

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