10日付のベトナム紙トイバオキンテーによると、ベトナム商工会議所ホーチミン市支部はこのほど、ハンガリー、チェコ、スロバキア、ポーランドの各大使館と共同で、「中欧4カ国・投資および貿易協力の可能性とチャンス」をテーマとするセミナーをホーチミン市で開催した。
これは、「ベトナム・EUビジネスフォーラム」の枠組みで実施されたもの。ベトナム商工省欧州市場局によれば、ベトナムとEU間の貿易額は2000年から11年までの11年間で、41億ドルから243億ドルに5.9倍に増えたという。内訳は、ベトナムからEU市場への輸出が約6倍、EUからベトナムへの輸出が5.8倍となっている。
2011年および12年は、世界的な経済不況にもかかわらず、ベトナムとEU間の貿易額は11年が前年比で36.9%増加しており、12年も前年比で約16.5%増の283億ドルに達する見通しだという。