日本のスーパーマーケット・チェーン最大手のイオンは12月8日、マレーシアのペラ州イポーに「イオンビッグ・マレーシア」1号店となる食品スーパー「イオンビッグ・リバーウォークヴィレッジ店」をオープンした。
「イオンビッグ・リバーウォークヴィレッジ店」は、10月末にカルフール店マレーシアが運営するハイパーマーケットなど26店舗をイオンが引き継いだ「イオン・ビッグ・マレーシア」として初めて出店された。食品に特化したディスカウンティング・フォーマットの店舗となっている。
またイオンは同日、イオン・マレーシア事業においてもペラ州マンジュンに総合スーパー「イオン・スリマンジュン店」をオープンした。
イオンは1984年にマレーシアに進出。8日にオープンした2店舗を加えた店舗数は57店舗。マレーシア国内で第2位の流通企業グループとなっている。今後は、総合スーパーや食品スーパー、ハイパーマーケット等のマルチマーケットでの出店を加速させることで、マレーシアにおいても支持される小売グループを目指して行く方針だ。