【日産 シルフィ 発売】ブルーバードシルフィからシルフィへ

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日産自動車は12月5日、グローバルセダン『シルフィ』をフルモデルチェンジ。同日より発売を開始した。

「初代シルフィは日産伝統のセダンである『ブルーバード』のブランドを一新した『ブルーバードシルフィ』として、洗練された上質な雰囲気と、先進の環境技術を備えた程よいサイズのセダンとして2008年に発売しました」と述べるのは、同社志賀俊之COO。

「当時は環境保全に対する世界的な要求が高まっていた時期で、日産は中期環境行動計画日産グリーンプログラム2005を発表し、大気汚染防止の取り組みを積極的に進めていました」と振り返り、「そうした中、このシルフィは平成17年基準排出ガス75%低減レベルを達成し、日本で初めて2LEV認定を受けたモデルとなりました」と話した。

また、2代目ブルーバードシルフィは、「もてなしと気配りのラグジュアリーミディアムサルーンを商品コンセプトとし、2005年に発売しました。美しく上質なデザインと、ゆったり足が組める後席スペースが特徴で、初代シルフィが先例を付けた2LEV認定に加え、車室内VOCの低減など、より一層環境に配慮したクルマとして好評でした」という。

「初代、2代目でシルフィブランドがユーザーに定着したことを踏まえ、この新型からモデル名をブルーバードシルフィからシルフィとしました。新型シルフィは日産のグローバルセダンとして、約120ヶ国で販売します」

日産には同様のグローバルセダンとして、『ラティオ』がある。志賀COOは、「(ラティオは)コンパクトなサイズと価格を特に重視するユーザーを想定していますが、このシルフィは、より洗練されたデザインや、上質なインテリアをお求めになるユーザー、あるいは、ひとクラス上のセダンから乗り換えるユーザーにも、十分に満足してもらえるよう仕上げました」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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