ホンダの子会社で、太陽電池の製造・販売を手がけるホンダソルテックは、最大出力140Wの住宅用太陽電池モジュールを12月5日より販売開始する。価格は7万6650円。
新製品は、生産技術の進化により光発電層の結晶品質を向上させるとともに、サブモジュールパターンの設計を見直し、非発電面積をより縮小。最大出力を現行モデルの135Wから140Wに向上させている。
ホンダソルテックの太陽電池は、銅-インジウム-ガリウム-セレン(CIGS)の化合物を素材とした薄膜で形成されており、製造時から環境に考慮。同社は、CIGS技術をもとに、2007年から住宅用の太陽電池モジュールの生産・販売を、2008年から公共・産業用の太陽電池モジュールの生産・販売を行っている。
新製品は、12月5〜7日に幕張メッセで開催される太陽光発電に関する総合イベント「PVJapan 2012」に出展する。