トヨタ博物館による「クラシックカーフェスタin神宮外苑」が12月1日に、東京の明治神宮外苑・聖徳記念絵画館一帯を会場に開かれた。今年はトヨタ自動車が創立75周年を迎えたのを記念した車両展示やイベントも行われた。
催しには一般のオーナーや大学、トヨタ博物館が所有する約120台のクラシックカーが参加、うち105台が神宮外苑から銀座などを巡るパレードに参加した。先導は博物館所有の初代『トヨペットクラウン』(1960年式)が務めた。
創立75周年関連の企画では、トヨタが最初に生産したトラックの『トヨダG1型』(1935年、レプリカ)や、乗用車『トヨダAA型』(1936年同)も特別展示され、会場内をデモ走行した。また、パソコンでトヨタ車の「車両系統図」や「トヨタ75年史」が閲覧できるコーナーも設置された。
2007年に始まった同フェスタは6回目を数え、全国から集まるオーナーやクルマファンの間でも人気が定着した格好だ。パレードを終えて戻ってきたクルマの周囲ではオーナーと一般の来場者が歓談したり、記念撮影したりするシーンが多く見られた。昨年は本会場に約2万人が参加しており、主催者は今回も同様の来場を見込んでいる。