市光工業は、「トラック用LEDリアコンビネーションランプ」の販売を11月より開始した。
同製品は、テールランプ、ストップランプに加え、ターンランプまで含めて全ての光源にLEDを採用した中・大型トラック向けフルLEDリアコンビネーションランプ。自動車照明の純正部品メーカーとしては、初めての「トラック用LEDリアコンビネーションランプ」となる。
新製品は、リアコンビネーションランプの光源を合計150個のLEDでフルLED化することで、白熱電球を採用した従来品と比較して約1/14の消費電力と、従来比20倍以上の耐久時間、50倍以上の点灯応答性能を達成。また、LEDを採用しながら、従来品と同等の明るさ、耐水性能を有し、欧州認証を取得、2012年1月から施行された尾灯・制動灯の新技術基準にも適合している。さらに、LED専用の新設計レンズにより被視認性が向上したほか、LEDの特徴を活かしたライン基調のデザインとシルバーのランプ枠で、乗用車に似たクリアな雰囲気を演出している。
新製品は、3連タイプと2連タイプを用意。価格は3連が8万1900円、2連が5万3550円。ランプの外形寸法は従来品と同じで、国内全メーカーの中・大型トラックへ、レンズ交換のみで簡単に装着することが可能な設計となっている。