【プジョー 208GT 試乗】エンジン&サスペンションの爽快さは掛け値なし…島崎七生人

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プジョー・208 GT
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プジョー『208GT』は掛け値なしで爽快なクルマである。

搭載する1.6リットル・ターボ(156ps/240Nm)はレッドゾーンが始まる6200rpmまで淀みなくギューン!と回ってくれ、ターボながら低/中/高回転どの領域でも平等に柔軟。6速MT(シフト操作にシットリした感触が加われば文句なし)のシフト、クラッチ操作もごく自然に行なえるのもいい。気持ちいいし、速いし、低速からトルクも十分だし、非の打ちどころがない。

サスペンションもしなやかで、スムースな身のこなしを実現。超小径ハンドルもスグに慣れる。17インチタイヤ(205/45R17 88V・BSポテンザRE050A・POLAND製)をよく履きこなし、まったくゴツつかない。街中や低速での乗り心地は、5ドアの1.6リットルNAよりいいほどだ。

3ドアのハツラツとしたスタイルも魅力的だ。リヤクォーターウインド後ろの、ウインドゥモールを延長させたクロームのアクセントがお洒落で「205の3ドアもCピラーに長円のアクセントがあった」と連想した。いかにもデザイナーが楽しみながら仕事をしたのではないか…と、クルマを停め、側で眺めていると伝わってくる。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★★★
フットワーク:★★★★★
オススメ度:★★★★★

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト
1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。 便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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