新日鉄住金エンジと鹿島、洋上風力発電施設の共同施工体制の検討開始

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新日鉄住金エンジニアリング(NSENGI)と鹿島建設は、洋上風力発電施設の共同施工体制の検討を開始したことを発表した。

NSENGIは海洋構造物の設計・施工に豊富な実績があり、今後の洋上風力発電で有力となる鋼構造式基礎の設計・施工分野においてそのノウハウが卓越する一方、鹿島は各種の大型海上工事の経験に加え、風況調査から風車支持物の大臣認定取得まで、風力発電に関するエンジニアリング業務と風力発電所の設計・施工について多くの実績がある。

今回検討を開始した共同施工体制では、両社がそれぞれの優位性を生かし、風況調査にもとづく適地検討から設計・施工までトータルなソリューションサービスの提供を確立。今後、両社で100MW/年クラスの洋上風力発電所を施工し、5年間で合計500MWの建設工事を目指す。

また、風車の大型化に対応して建設工事に必要な大型建設用作業船(SEP)の共同保有についても2社を中心に検討を進めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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