愛知トヨタなどを傘下に抱えるATグループが発表した2012年9月中間決算は、営業利益が前年同期比42.1%増の65億1200万円と大幅増益となった。エコカー補助金効果で新車販売が好調に推移したため。
売上高は同25.0%増の1804億1300万円と大幅な増収となった。震災の影響で新車の供給が滞り販売が落ち込んだ反動と、エコカー補助金効果で、『プリウス』シリーズや『アクア』などのハイブリッド車の販売が好調で、新車販売台数が同46.4%増の4万9744台と大幅に伸びた。
収益でも新車販売増の増加効果で経常利益は同43.4%増の73億1200万円と大幅増益となった。当期純利益は同73.0%増の46億1200万円だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。