トヨタ紡織の中間決算…増産効果で営業利益が234.7%増

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トヨタ紡織製が手がけるシート製品(参考画像)
  • トヨタ紡織製が手がけるシート製品(参考画像)
  • レクサスGSに採用されたトヨタ紡織のドアトリム基材

トヨタ紡織が発表した2012年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比234.7%増の183億3500万円と大幅増益となった。

エコカー購入支援政策および『アクア』、『プリウスα』の増産効果などで、売上高は前年同期比37.5%増の5513億3500万円と、大幅増収となった。

収益では、製品価格変動の影響、労務費・諸経費の増加などの減益要因はあったが、増産増収の影響、合理化などにより改善。経常利益は同232.7%増の189億2500万円だった。

当期損益は、前年同期の14億3600万円の赤字から、94億7000万円の黒字へ転換した。

通期業績見通しは、製品構成の悪化や諸経費・労務費の増加などを理由に修正。売上高は1兆1000億円で前回予測を据え置いたが、営業利益は90億円減の210億円、経常利益は70億円減の230億円、最終利益は50億円減の80億円に、それぞれ下方修正した。

《纐纈敏也@DAYS》

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