学生と自動車各社のトップが対話する「そこ、社長にきいてみよ!」のイベント第1部には、日産自動車、ダイハツ工業、ヤマハ発動機の首脳が出席し、約100人の学生と交流した。
会場では、電子方式による即時集計のアンケートも実施された。このなかでは「デートにクルマはあったほうがいいか?」という問いに対し、そうだと答えたのは半分の50人にとどまった。公共交通機関が発達した首都圏の学生が中心という事情はあるものの、余りの低率回答に、出席したトップも戸惑いの様子を隠せなかった。
日産の志賀俊之COOは、「私たちの時代だと、デートといえば当然のようにドライブだった。たとえば、湘南をどうドライブするか、事前にシミュレーションし、海が見えるところで用意した曲を流したものです」と、自らの青春時代を披露した。
志賀COOは、「ドライブは人生の演出でもある。ルートなどを一生懸命考えるのは楽しいですよ」と、力を込めて「ドライブの勧め」を説いていた。