【パリモーターショー12】レクサス、ダウンサイズハイブリッド投入へ…GS に搭載か

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新型レクサスGSのハイブリッド、GS450h
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  • レクサス GS450h

9月27日、フランスで開幕したパリモーターショー12。レクサスのブースでは、コンセプトカーの『LF-CC』のワールドプレミアとともに、ダウンサイズ(排気量を縮小した)ハイブリッドシステムの市場投入が発表された。

レクサスが新開発したのは、直噴2.5リットル直列4気筒ガソリンエンジン「D-4S」に、2つのモーターを組み合わせたハイブリッドシステム。同じクラスの日本向けレクサスのハイブリッドには、『HS250h』用の2.4リットル直列4気筒+モーターのハイブリッドがある。しかしこれは、ひと世代前のハイブリッドシステムだ。

パリモーターショー12のプレスカンファレンスにおいて、レクサスは「この新開発のハイブリッドを間もなく、レクサスの市販車に搭載する」と明言。現時点では、その車種は公表されていない。

ここで、ひとつの可能性として考えられるのは、新型『GS』への搭載だ。トヨタ自動車のレクサス本部製品企画主査の佐藤恒治氏(新型GS担当)は2011年11月、英国メディアのインタビューの中で、「我々はCO2排出量を減らすための様々な研究開発を続けており、その中には小排気量のハイブリッドも含まれる」と述べていた。

新型GSのハイブリッド、「GS450h」は、3.5リットルV型6気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド。しかし、BMW『5シリーズ』やアウディ『A6』など欧州市場の競合車の中には、4気筒ターボディーゼルで、GS450hを下回るCO2排出量を実現しているモデルがある。

レクサスによると、新開発ハイブリッドのCO2排出量は100g/km以下で、同じクラスのどのガソリン&ディーゼルよりも高い環境性能を実現しているという。果たして、間もなく登場するダウンサイジングハイブリッド搭載車は、どのレクサスだろうか。

《森脇稔》

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