大学の世界展開力強化事業、12大学の14事業を文科省が採択

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平成24年度 大学の世界展開力強化事業 申請・採択状況
  • 平成24年度 大学の世界展開力強化事業 申請・採択状況
  • 申請区分(I)採択事業

 文部科学省は、平成24年度「大学の世界展開力強化事業」の採択事業を決定した。同事業は、海外でも活躍できる人材育成を目的とした制度で、慶應、早稲田、明治と国立の9大学が実施する14事業に決定した。

 国際的な枠組みで、単位の相互認定や成績管理などの質の保証を図りながら、日本人学生の海外留学と外国人学生の戦略的受け入れを行う東南アジア諸国連合(ASEAN)の大学などとの大学間交流の形成を行う事業に対して重点的に財政支援するという。支援総額は7億880万円。

 申請区分(I)では、日本とASEANにおける大学間で1つのコンソーシアムを形成し、単位の相互認定や成績管理等の質の保証を伴った交流プログラムを実施する事業を公募。申請区分(II)では、(I)に加え、学生自身の異文化理解を促すことを海外留学の目的の1つとして位置づけ、将来、日本とASEANとの架け橋となるエキスパート人材の育成を目指す事業を公募した。

 今年4月に各国公私立大学長宛に公募の通知を行い、6月6日に締め切り、62校から71件の申請を受け付けた。その後、大学の世界展開力強化事業プログラム委員会において審査を行い、14件(12校)を採択した。

《水野 こずえ@RBB TODAY》

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