予選で予想外のつまづきがあり、オーバーテイクの難しいシンガポール市街地コースでは絶体絶命だった可夢偉。次戦は年間の最重要レースだけに、奮起に期待したいところだ。
13位
小林可夢偉(ザウバー)
「スタートでホイールスピンをさせすぎるミスもありまたが、その後のレースはつまらない展開でした。アタックに出られるようなポジションでもないし、マシンのペースも十分ではありませんでした」
「2度目のセーフティカーが引っ込んだ後の、ニコ・ヒュルケンベルクと接触は、僕には避けようのない出来事でした。逃げようにもスペースがなかったのです。僕は単なるレースインシデントだったと思っているけど、レース後にニコ(ヒュルケンベルク)は済まないと言ってくれました。彼もオーバーステアが強すぎたみたいです。僕のマシンはこの接触でフロントウイングを落としてピットに戻りました」
「まあ、あまり楽しいウィークエンドではありませんでしたが、鈴鹿では強力な体制が用意できるという確信があります!」