男性が約2.6kmに渡りひきずられて死亡

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8日午前4時30分ごろ、埼玉県所沢市内の県道で、血を流した状態で路上に倒れていた男性を通行人が発見。警察に届け出た。男性は現場で死亡を確認。着衣にはひきずられたような痕跡があり、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。

埼玉県警・所沢署によると、現場は所沢市中新井2丁目付近で片側1車線の直線区間。現場を通りかかった人から「血を流した状態の男性が路上に倒れている」という内容の通報が警察に寄せられ、現場へ急行した同署員がこれを確認。男性はクルマにひき逃げされたものとみられ、現場で死亡が確認された。

男性は上半身が裸の状態。下半身はズボンを着用していたが、ひきずられてボロボロになっていたことから、周辺の確認を行ったとところ、現場から約2.6km離れた所沢市中富付近の県道(片側2車線の直線区間)で、死亡した男性のものとみられる靴を発見。近くの歩道からはバッグも発見されており、中に入っていた運転免許証から同市内に在住する26歳の男性と判明した。

近くには大量の血痕があり、近隣住人が衝突音のようなものを聞いていることから、警察は男性が道路横断中にはねられ、そのままひきずられた可能性が高いと判断。死亡ひき逃げ事件として、逃げたクルマの行方を探すとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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