カシオの「QV-10」が未来技術遺産に登録

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QV-10
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  • カシオ「QV-10」(1995年、6万5,000円)

 1995年、カシオ計算機が一般向けの液晶付きデジタルカメラ「QV-10」を発売した。「QV-10」は画素数25万画素。今となっては当り前だが、撮った画像をその場で確認し、失敗した画像は消去するという機能を先駆けて搭載。カメラ部分が回転するというギミックも注目された。価格も65,000円という従来では考えられない手頃感から、爆発的なヒットとなった。

 今回、この「QV-10」が平成24年度重要科学技術史資料(未来技術遺産)に登録されることとなった。重要科学技術史資料(未来技術遺産)は、独立行政法人国立科学博物館が「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ科学技術史資料」及び「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料」の保存と活用を図るため、平成20年度から実施している登録制度だ。

 カシオ計算機では平成20年度に登録された「電子式卓上計算機 カシオミニ」、平成21年度の「デジタルカメラ試作機DC-90(熱子/重子)」に続き3回目の登録としている。

《編集部@RBB TODAY》

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