プラグインハイブリッド(PHV)4ドアスポーツカー、『カルマ』を発売中の米国のフィスカーオートモーティブ。同社のCEOが、就任半年で早くも交代することが分かった。
これは8月14日、同社が明らかにしたもの。2012年2月末、CEOに就任した元クライスラーグループの社長、トム・ラソーダ氏に代わって、トニー・ポサワッツ氏を新CEOに任命することが告げられたのだ。
トニー・ポサワッツ氏は、米国の自動車最大手、GMを2012年7月に退社したばかり。GM在籍中には、プラグインハイブリッド車、シボレー『ボルト』の開発を主導した人物として知られる。同氏の30年以上に及ぶ自動車業界でのキャリアが評価され、新CEOに任命された。
フィスカーオートモーティブのヘンリック・フィスカー会長は、「トニー・ポサワッツ氏は先進技術に関して、豊富な知識や経験を持つ。電動化技術やプラグインエコシステムの分野の第一人者だ」とコメントしている。