シトロエンのセバスチャン・ローブがチームメート、ミッコ・ヒルボネンの後半の追い上げを退けてラリー・フィンランドに優勝した。ローブのフィンランド勝利は3度目、2012年WRCシーズンだけでも6勝目となる。最終ステージの2回の走行はヒルボネンが最速となり、ローブのリードは6.1秒に縮小した。ヒルボネンはこのステージでボーナスポイントを手に入れたが、優勝は逃した。ローブはWRCタイトル9連覇に向けてまた一歩ポジションを進めたことになる。ラリー・フィンランドではシトロエンが圧倒的なペースを見せる一方で、フォードの追撃は鋭さを欠き、ほぼ全体をローブとヒルボネンがリード。ラトバラは、トップとのタイム差35秒、チームメートのソルベルグを21秒リードし母国ラリー3位に入った。 1: ローブ(シトロエン) 2:28'11.4 2: ヒルボネン(シトロエン) +6.1 3: ラトバラ(フォード) +35.0 4: ソルベルグ(フォード) +56.1 5: オストベルグ(フォード) +2'32.1 6: タナク(フォード) +2'47.6 7: ランタネン(フォード) +4'51.7 8: ケトマー(フォード) +6'01.9 9: プロコップ(フォード) +6'04.310: オジェ(VWシュコダ) +8'46.0