スマートドライバー、同乗者による事故抑止を呼びかけ

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助手席スマートドライバー計画 ロゴマーク
  • 助手席スマートドライバー計画 ロゴマーク
  • 事故の7割が1人のとき
  • 渋滞時は事故が8.5倍
  • 8月の渋滞予測カレンダー

「東京スマートドライバー」プロジェクトは、夏休みやお盆休み、シルバーウィークなどの連休の影響で交通量が増える8月1日から9月30日までの2か月間、渋滞時の交通事故削減にチャレンジする「助手席スマートドライバー計画」を実施する。

首都高速道路の調査によると、事故発生時の乗車人数は、1人の場合が全体の約70%を占めている。また、これらの事故の約60%が40km/h以下の低速度域で発生していることから、大型連休が重なり、渋滞が発生しやすいこの時期に合わせ、助手席に座る同乗者ができる交通安全アクションを広めていく。

同プロジェクトでは、渋滞時の安全運転を促すため、「助手席スマートサポート5か条」を作成。同乗者による交通事故のリスク低減に取り組んでもらうための広報活動を実施する。

助手席スマートサポート5か条は、ドライバーに前向きな言葉をかけてあげる「ほめサポ」、疲れていないか顔を見てあげる「かおサポ」、ボトルのキャップなどを開けてあげる「あけサポ」など、渋滞で気まずい車内を愛あふれる空間に変えるための工夫が盛り込まれている。

同プロジェクトでは、多くの同乗者に取り組んでもらうため、助手席スマートドライバーの特設webサイトを開設するほか、タイムズ24と連携し、助手席スマートサポート5か条を掲載したクーポンマップを10万部配布する。

《纐纈敏也@DAYS》

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