ビールを飲みながら運転して死亡事故の男、再逮捕

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今月中旬に奈良県斑鳩町内の国道25号でビールを飲みながら車を運転し、歩行者2人を死亡させとして、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕されていた22歳の男について、奈良県警は7月25日、自動車運転過失致死容疑で再逮捕した。

奈良県警・西和署によると、問題の事故は2012年7月19日午後6時50分ごろ発生している。斑鳩町法隆寺東付近の国道25号(片側1車線の直線区間)を走行中の乗用車が路外に逸脱。前方を歩いていた63歳の女性と33歳の男性に衝突。さらに前方の住宅の外壁に突っ込んだ。

この事故で2人は全身強打でまもなく死亡。車を運転していた大和郡山市内に在住する22歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出したことから、道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

その後の調べで男は「(大阪府)富田林市内のコンビニでビールを買い、それを呑みながら運転した」「事故直前に居眠りをしてしまい、気がついたらぶつかっていた」などと供述。歩行者2人の受傷状況を調べていたが、車にはねられたことが原因と最終判断し、男を自動車運転過失致死容疑で再逮捕している。

《石田真一》

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