旭化成エレクトロニクス、小型化した3軸電子コンパスを開発

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AK8963C
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旭化成エレクトロニクスは、スマートフォンやタブレット型端末の歩行者ナビゲーションや拡張現実アプリケーションなど向け3軸電子コンパスの新製品「AK8963C」を発売した。

新製品は小型化を進め、パッケージサイズはこれまでの主力製品である「AK8975B/C」と比較して約半分の53%となっている。従来品と同様に、独自のシリコンモノリシックホール素子と磁気収束板を活用、3軸磁気センサをワンチップで構成する。これにより、高性能な3軸電子コンパスを実現するとともに、一般的な半導体製造工程を用いた大量生産が可能となるため、急拡大するマーケットへの安定供給に貢献する。

また、ホール素子の優れた特性を活かし、広い測定範囲で定評のあるAK8975B/Cの4倍となる世界最大の磁気測定範囲を実現している。これにより、過酷な磁場環境にあるプリント基板上での電子コンパスのレイアウトの制約を緩和し、機器設計の自由度を向上させている。

《レスポンス編集部》

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