住友ゴム、中国新タイヤ工場の稼働開始

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住友ゴム工業、池田社長
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  • 開所式の様子

住友ゴム工業は、中国で2拠点目となるタイヤ工場、住友橡膠(湖南)の稼働を開始した。

新工場は、おもに乗用車用ラジアルタイヤを製造。生産能力は、2013年末で日産1万5000本、2015年末には3万本となる予定。

本格稼働に先立ち、同社は7月16日に開所式を実施。政府関係者、星沙産業基地指導者や、住友ゴム工業からは池田社長、住友橡膠の見董事長など、約350人が出席した。

挨拶に立った池田社長は「住友ゴムグループは、常熟工場に加え今回の湖南工場の稼働により、グループ一丸となって中国におけるタイヤ事業の発展に尽力したい」と述べた。

現在中国では、急速な内需拡大に牽引され自動車生産・販売台数が急伸。これに伴う自動車用タイヤ需要が急拡大している。同社は、湖南工場の稼働により中国市場での供給体制を強化し、中国におけるタイヤ事業の拡大に取り組んでいく。

《纐纈敏也@DAYS》

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