JXエネルギー、過去の保安検査記録に虚偽記載

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JX日鉱日石エネルギーは、水島製油所が高圧ガス保安法に基づく保安検査で不備があることが判明、7月13日に岡山県と関係当局に報告した。

同社では、水島製油所B工場で、LPガス球形タンク1基の補修工事を実施するための手続きを行った際、過去の補修工事の記録に疑義が生じたことから、これまでの同製油所内のLPガス球形タンクの補修工事について調査を開始した。

この結果、現時点までの調査で2000年(当時ジャパンエナジーが運営)からこれまでの間、同製油所B工場のLPガス球形タンク26基中、18基に虚偽の保安検査記録の作成が行われていたことが判明。また、一部の製造装置でも、不備があったことが明らかになった。

同社では今後、不備が判明したLPガス球形タンクの使用、B工場の関連装置を順次停止し、安全性を完全に確認するまで運転を見合わせる。

また、今後も継続して調査を進めるとともに、同社グループ全製油所で同様の事例がないか確認・調査を行う。

《レスポンス編集部》

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