ひき逃げで逮捕の高齢者、「事故の記憶がない」と容疑否認

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26日午前7時40分ごろ、高知県黒潮町内の町道で、62歳の男性が路肩を歩いていたところ、後方から右折進行してきた軽乗用車にはねられる事故が起きた。男性は骨折などの重傷。クルマは逃走したが、警察は後に87歳の女を逮捕している。

高知県警・中村署によると、現場は黒潮町田野浦付近。男性は道路右側の路肩を歩いていたとみられるが、交差点を右折進行してきた軽乗用車にはねられ、約5mに渡ってひきずられたとみられる。

男性は左腕を骨折する重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、目撃情報から同町内に在住する87歳の女を自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕。健康上の問題から直後に釈放し、任意で事情を聞いている。

調べに対して女は「事故を起こした記憶がない」と供述。事故への関与自体を否認しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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