10日午後3時40分ごろ、東京都江東区内の区道で、自転車で横断歩道を渡っていた女児2人がが、交差進行してきた乗用車と衝突する事故が起きた。この事故で女児1人が死亡。警察はクルマを運転していた41歳の男を逮捕している。
警視庁・深川署によると、現場は江東区潮見2丁目付近で片側1車線の直線区間。JR潮見駅前の通りで横断歩道は設置されているが、信号機は設置されていない。8歳の女児2人はそれぞれが自転車に乗って横断歩道を渡っていたが、右方向から交差進行してきた乗用車にはねられた。
この事故で女児のうち1人が頭部を強打して、収容先の病院で死亡。もう1人も打撲などの軽傷を負った。警察はクルマを運転していた同区内に在住し、ドイツ国籍を持つ41歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを進めている。
調べに対して男は「道路の右側を気にしていて、左側から来る自転車を見落とした」などと供述しているようだ。