2011年12月、破産を申請したスウェーデンの自動車メーカー、サーブオートモビル(以下、サーブ)。現在、自動車メーカーとしての活動を停止している同社だが、米国とカナダの顧客に対して、アフターサービス面での救済措置が取られることになった。
これは6日、サーブの子会社、サーブオートモビルパーツABが発表したもの。同社が独自に、米国ミシガン州に新会社を設立。北米のサーブオーナーに対して、サーブの純正部品を供給することがアナウンスされたのだ。
新会社の名前は、ノースアメリカディストリビューションサービス社。サーブオートモビルパーツABが、100%出資して設立される。純正部品の供給だけでなく、技術面でのサポートなどのサービスも展開する予定。
サーブオートモビルパーツABのCEO、Lennart Stahl氏は、「サーブの約50万台の北米オーナーのために、今後もサポートを続けていく」とコメントしている。