NTNは、ハブベアリングと等速ジョイント(CVJ)を独自の「プレスカットスプライン方式」で結合することで、軽量化と接合部のガタ“ゼロ”を実現する「プレスカットスプライン・ハブジョイント」を開発した。
開発品は、NTNが開発した新接合方式により、大幅な軽量化と高性能化を実現。ハブベアリング内径に、プレ・スプライン(小サイズのスプライン)を施す独自のプレスカットスプライン接合を適用することで、接合に必要な荷重を低減し、ハブベアリングとCVJの接合をボルトで締結する構造とした。
これにより、自動車メーカーの車両組立ラインにおいて、現行3世代ハブベアリングとCVJの組立工程を変更することなく、同開発品を組み付けることが可能となった。
NTNは、開発品を5月23日~25日にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2012」に出展する。