富士スピードウェイで4日に行われたSUPER GT 第2戦決勝は、不安定な天候と、セーフティカーが2度入る大混乱の中、GT500クラスは『DENSO KOBELCO SC430』(脇阪寿一/石岡宏明)が、GT300クラスは『GSR 初音ミク BMW』(谷口信輝/片岡龍也)が制した。
序盤は、レース直前にあがったと思われた雨がスタート直後にまた降り出したため、各車が早い段階でのタイヤ交換を強いられる展開に。さらに中盤では上位につけていた『ART TASTE PORSHE』が第1コーナーのブレーキングポイントでクラッシュ、さらに終盤では再び強い雨が降り出すなど、大荒れのレースとなった。
めまぐるしく変化するコンディションの中、DENSO KOBELCO SC430は最後まで競っていた『RAYBRIG HSV-010』や『カルソニックIMPUL GT-R』を最後のところでかわし、見事優勝を果たした。
ポイント争いは、GT500のドライバーズランキングでは開幕戦に続き2位表彰台を獲得した伊沢拓也/山本尚貴がポイントリーダーに浮上。チームランキングではチーム国光がトップとなった。