[サイバーセキュリティ]世界ルールの主たる争点

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国別のサイバー防衛状況の評価表(「サイバー防衛報告書」より)
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 マカフィーは26日、「サイバーセキュリティ:世界ルールの主たる争点」の日本語版概要を発表した。昨今のサイバー脅威の重要な問題点とその傾向をあきらかにした、世界初の“サイバー防衛報告書”だという。

 「サイバーセキュリティ:世界ルールの主たる争点」は、ベルギーのブリュッセルに拠点を置く、防衛と安全保障分野における第一線のシンクタンク「Security and Defensce Agenda」(SDA)と米McAfeeが、今年1月に共同発表したものだ。近年、サイバー脅威が急増するとともに、浄水場、核関連施設、電力施設といった重要な産業インフラをターゲットとした標的型サイバー攻撃が多発しており、国家レベルで対策に注力する必要性が高まっている。

 マカフィーではSDAに依頼し、日本を含む27か国の政策立案者や、政府、企業、学界におけるサイバーセキュリティの専門家約80人を対象としたインタビュー、また35か国の世界的なリーダー250人の匿名調査により、サイバー防衛に関する識者の意識調査をまとめ、共同発表した。

 日本語版概要は、国内でも有用な提案や行動指針策定の一助となるよう発表されたとのこと。日本語版概要は18ページ構成のPDFファイルとなっており、マカフィーのサイトよりダウンロード可能。主な調査結果とともに、サイバーセキュリティにおける課題、倫理観、防衛戦略、民間企業の課題などを8つのセクションで考察したものとなっている。

マカフィー、世界初の「サイバー防衛報告書」日本語版概要を発表

《冨岡晶@RBB TODAY》

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