日立オートモティブシステムズと日立汽車系統(中国)は、「北京モーターショー12」に出展する。
今回、日立オートモティブシステムズ・グループのブースでは、「環境・安全・情報技術でグローバルに未来の駆動力となる」をテーマに、高いエネルギー効率や安全性、快適性が求められる次世代自動車の実現に貢献する幅広い製品や技術、将来技術のコンセプトを紹介する。
ブースには臨場感あふれる映像とともに、自動車を構成するさまざまな次世代技術を体感できる3Dマッピングシアターとモーションライドシアターの2つのシアターを設置する。
この3Dマッピングシアターは、車の原寸大模型を立体スクリーンにして、3Dの走行空間を体感できるシアター。環境、安全、情報分野の高性能・高効率な部品やキーコンポーネントを、最適な電子・電動制御が可能なシステムとして連携させることで、車のエネルギーマネジメント効率を最大にする「次世代電動車両システム」を体感できる。
また、4人乗りの客席が動くモーションライドシアターでは、外界認識、ブレーキ、サスペンションといった走行安全技術や、電気自動車用の車両充電管理といった情報通信技術を活用した車の走行を、来場者がシミュレーションで体感できる。
さらに環境技術コーナーでは、高効率ガソリンエンジンシステムをはじめ、ハイブリッドシステムとしてモーター、インバーターと、日立ビークルエナジーのリチウムイオンバッテリーを展示する。
安全技術コーナーでは、電動型制御ブレーキやセミアクティブ・サスペンションシステム、ステレオカメラなど、走行制御システムを展示する。
情報技術コーナーではEVドライブをより快適に支援するICTソリューションのほか、クラリオンの最新カーナビゲーション、フルデジタルスピーカー・システムを展示する。