新型レクサス『GS』の高性能グレードとして、投入が噂される『GS-F』。同車に関して、レクサスの商品企画のトップが興味深い発言を行った。
これは24日、英国の自動車メディア、『AUTOCAR』が報じたもの。同メディアのインタビューに応じたレクサスのグローバル商品企画&マーケティング担当部長、カール・シュリクト氏は、GS-Fの市販化が現段階では承認されていないと断った上で、「GS-Fの量産化を切に願っている。GS-Fが加われば、レクサスのパフォーマンスモデルの強固なピラミッドが形成できるからだ」と話したという。
『IS-F』が最大出力423ps、最大トルク51.5kgmを発生する5.0リットルV型8気筒ガソリンエンジンを積むことを考えると、GS-Fではこれを上回るパフォーマンスが必須となるはず。同メディアがレクサス関係者から得た情報によると、GS-Fには、やはり『LFA』のV10搭載が有力だという。
ただし同メディアは、「排気量はLFAの4.8リットルに対して、GS-Fでは4.6リットルへ縮小。最大出力は560psから450ps程度にデチューンされ、その分、低回転域でトルクフルな特性が与えられる」とレポートしている。