豊田自動織機、HV専用DC-DCコンバーターの生産が累計400万台

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豊田自動織機、HV専用DC-DCコンバーター
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豊田自動織機は、2月末にハイブリッド車用DC-DCコンバーターの累計生産台数が400万台を達成したと発表した。

2000年5月に発売したトヨタの初代『プリウス』向けに共和工場(愛知県大府市)で生産を開始してから11年10か月目で累計400万台を達成した。

DC-DCコンバーターは、ハイブリッド車用バッテリーの高電圧を降圧し、ライトやオーディオ、カーナビなど車載機器への電源供給、補機バッテリーの充電を行う部品。同社のDC-DCコンバーターは、初代プリウスに初めて採用され、以降、小型・高効率化を図り、2代目、3代目プリウスなどに搭載され、ハイブリッド車の普及とともに生産台数を伸ばしてきた。

現行のプリウス用DC-DCコンバーターは、小型化に適した新回路方式を採用することで、前モデルに対して20%の出力向上を図りながら、30%の小型化を実現している。トヨタ『プリウスPHV』や『アクア』にも採用されている。

生産は、共和工場に加え、2009年5月から安城工場(愛知県安城市)でも開始し、さらに2011年8月には安城工場にDC-DCコンバーター、ACインバーターなどカーエレクトロニクス部品の生産を集約して一貫生産している。

《レスポンス編集部》

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