日産ゴーン社長、今年の米国市場は100万台拡大

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日産/インフィニティJXの生産1号車ラインオフ式典(2月21日、米スマーナ工場)。
  • 日産/インフィニティJXの生産1号車ラインオフ式典(2月21日、米スマーナ工場)。
  • 日産370Z(北米仕様)
  • 日産自動車 カルロス・ゴーン社長

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は27日、2012年(暦年)の米国新車需要について、「成長すると見ている。昨年より100万台程度は増えるだろう」と述べ、1350万台規模の市場が見込めると展望した。

同日、神奈川県厚木市の日産テクニカルセンターで記者団の質問に答えた。ゴーン社長は、12年の世界の新車需要が昨年の7500万台から7800万台規模に拡大するとの見通しも示した。

グローバルで300万台拡大する需要のうち、米国、中国、および中国を除く新興諸国で、各100万台の需要増が期待できると指摘した。一方で、日本も一定の市場拡大が期待できるものの、ロシアなどを除く欧州は不振となり、日本と欧州で相殺されるとの見方を示した。

《池原照雄》

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