パテント・リザルトは、数値制御(NC)技術関連の特許を集計し、各個別特許の注目度を得点化する「パテントスコア」をベースに特許の質と量から総合的に見た評価を発表した。
NC技術は高精度な生産を行うための工作機械には不可欠な技術。
NC関連技術の2011年12月末時点の特許について特許分析ツール「Biz Cruncher」を使って参入企業に関する調査結果をまとめた。調査ではNC装置だけでなく、制御技術やプログラム、NC装置を組み込んだ各種工作機械なども含む。
調査の結果、総合力ランキングでは、1位の三菱電機、2位のファナックが他社を圧倒した。3位はオークマ、4位が森精機製作所、5位にトヨタ自動車系のジェイテクトとなった。
5位のジェイテクトは、シミュレーションに関する公報が非常に高い評価となっており、これが個別の特許として総合力上位10社の中で最も高い評価となった。