Team UKYO(チーム右京)は、国際自転車競技会に参戦することを発表した。監督は片山右京氏。テクニカルアドバイザーに、日本人初のツール・ド・フランス出場を果たし、現在はインターマックス代表を務める今中大介氏を迎える。
国内外で活躍する選手8名を揃え、今シーズンから5年計画で世界を目指す。今シーズンは国内最高峰の自転車レース「ジャパンプロツアー」に参戦する。また、一般参加者が加入できるクラブチームも同時に発足した。
今中大介テクニカルアドバイザーは「ヨーロッパでは小さな子供が小さいロードレーサーで街中を走り、大きくなったらプロになってビックチームで走りたいと思っている。そんな事が日本でも描ければと思っていた。片山氏が立ち上げたプロジェクトに賛同し、ぜひ協力したいと思った。夢や希望を叶えるチームとして応援してもらいたい」とコメントした。
狩野智也キャプテンは「片山監督、今中テクニカルアドバイザーのもとで選手スタッフ一丸となって、ツール・ド・フランスやワールドツアー優勝を目指し、世界一のタイトルを獲りたい」と話した。
辻善光選手は「エーススプリンターとしてチームを牽引していきたい。チームメイト全員の力を受けてゴールを目指して行く、数センチ差の勝負に全力を注ぎチャレンジし続けたい」とした。
片山右京監督は「自分の夢の1つがまた1歩進んだ。最近街中では自転車はブームだが、レースとしてはまだまだメジャーではない。自転車競技はまだまだ恵まれた環境とは言い難いが、選手同士は練習の辛さ知っている。日々練習に取り組むひたむきな若者を応援していきたい」。
「プロのチームを作るのは大変だし難しいと思う。でもそれは自分がF1を目指した時と同じだと思う。1つ言えることは絶対に諦めてはダメだ。努力を続ける行動を止めてはダメだ。3年後5年後に結果を出してくので見ていて欲しい」とコメントした。