東京電力、警戒区域内にある自動車に対する賠償を開始

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東京電力福島第一原子力発電所。免震重要棟裏より2、3号機原子炉建屋を臨む(1月10日)
  • 東京電力福島第一原子力発電所。免震重要棟裏より2、3号機原子炉建屋を臨む(1月10日)
  • 東京電力福島第一原子力発電所。3号機原子炉建屋(1月10日)
  • 東京電力福島第一原子力発電所。4号機原子炉建屋(1月10日)

東京電力は7日、「財物価値の喪失または減少等」に対する賠償のうち、原発事故の警戒区域内にある自動車の一部に対する賠償を開始すると発表した。

賠償の対象となるのは、原発事故に伴う警戒区域の設定により管理不能となったため故障した車両や、放射線量が基準値を超えたことで警戒区域外への持出しができない車両。国土交通省の特例措置により永久抹消登録済みとなった車両で、いずれも現在、警戒区域内にあることが条件となる。

金額については、車両の本体価格および合理的な範囲で必要となる諸費用を賠償するとし、車両本体価格については、第三者機関が2011年3月11日時点の中古車市場における同種同等の自動車を取得する場合の費用を算定するとしている。

《纐纈敏也@DAYS》

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