トヨタ紡織第3四半期決算…経常利益が64%減、操業悪化や円高で

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レクサスCT200h
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トヨタ紡織が発表した2011年4-12月期(第3四半期)の連結決算は、経常利益が前年同期比64.4%減の91億9700万円と大幅減益となった。

売上高は同11.5%減の6575億8700万円と大幅減収となった。『CT200h』、『プリウスα』の新車立上げによる増産効果、中国のプラドの増産効果、フランスの『ヤリス(ヴィッツ)』の増産効果などはあったものの、東日本大震災やタイの洪水災害の影響による稼動停止などによって減収となった。

収益では、減産減収の影響、製品価格変動の影響などから営業利益は同69.9%減の85億2600万円となった。当期損益は29億1800万円の赤字に転落した。前年同期は100億5100万円だった。

通期業績見通しは、製品構成の悪化や為替の影響で修正した。売上高は前回予想より100億円プラスの9400億円に上方修正した。

利益は営業利益は60億円マイナスの200億円、経常利益が70億円マイナスの210億円、当期純利益が90億円マイナスの20億円に下方修正した。

《レスポンス編集部》

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